D.K流シナリオ作成術

D.K流シナリオ作成術

http://www5.atwiki.jp/yaruhara/pages/85.html

の内容をkenmoの解釈を交えつつ加筆・修正してみました。

シナリオを作る順番

作る順番は、

  1. プレイヤー/キャラクター
  2. 最終的な目的目標
  3. 世界
  4. オープニング
  5. イベント
  6. 台詞

という「トップダウン式」で作っていきます。

というのは、この手順で作ると「戻り作業」が少なくなり、工数が削減できるからです。

逆に、先に「シーン」「イベント」「キャラの詳細」を作り出すと、収拾が付かなくなる可能性が大きくなります。

(※そういう作り方でうまく作れる大作家の先生は多くいられるみたいですが、あまりオススメはしません)

プレイヤーキャラクター

だいたいの容姿を決めておけば大丈夫です。

キャラクターに個性をつけるコツとして、「ワンポイント」となるアイテムをつけます。

これにより、例えばドット絵に落とすときに、大きなチャームポイントとなります。

例えば、

  • 髪の色
  • 服装の色
  • 大きなリボン

など、「色」や「アイテム」からキャラクターを印象つけます。

この段階では、「口調」や「性格」といった詳細は考えません。

そういったものは、オープニング(現在に至るまでの過程、過去)と最終的な目的目標によってやるべきことが決定され、

そこからある程度の性格を導き出し決定したほうが「戻り作業」が少なくなるからです。

オープニング

悪者が現れて皆を困らせていました。

目標

「困らせるなんて許せない!やめさせてやる!」

こんな感じで、「悪役」に対抗するためには、主人公の性格は「正義感」にならざるを得ません。

まあ、がちがちの「正義感」ではなくても、

  • 熱血漢
  • やる気がないがやる
  • 内に秘めてる

とかでもいいかもしれません。

貫通目標

プレイヤーが成さねばならない目標を決めます。

これを「貫通目標」といいます。

具体的には、

  • ボスを倒す
  • 国を支配する

などです。

まあ、ゲームである以上、「プレイヤー」の邪魔をする「」を想定するのが楽です。

例えば、

  • 魔王が世界の侵略に乗り出した⇒魔王を倒せば全てが終わる

といった感じです。

余裕があれば、「目標を2重に持たせる」のも効果的です。

  1. 初期目標は○○を集める事
  2. 実は○○を全て集めると魔王が復活してしまう

の様にクライマックスの直前で、どんでん返し的に、目的を変える事は有効です。

大きな波の変化があると、シナリオにメリハリが付きます。

ただし、やりすぎは禁物です。

貫通目標の変更はプレイヤーを混乱させるので、

貫通目標の変更を何度も行う事は、よほどの理由がない限り避けたほうがいいと思います。

世界

プレイヤーが歩く舞台を決めます。

その世界で何をすべきなのか、目標を最初に決めます。

世界が決まると、それなりにイベントも決まってきます。

貫通目標の下に過程がぶら下がり、その過程を各舞台でこなしていくとイベントも作りやすいです。

貫通目標を決めておけば、逆算してこなす過程の数が決まるということです。

キーワードとしてまとめておくと考えやすいです。

例えば、貫通目標として、

  • 「4つの宝石」を集めれば、魔王を倒すことができる。

その過程として、

  • 各世界で宝石を集める

とします。

この場合、舞台は必然的に「4つ」必要という事になります。

その舞台は、

  • 町/城/国
  • 全く別の世界(惑星/宇宙/亜空間など)

など、なんでもかまいません。

それらは、スケールの違いでしかないです。

ファンタジーなら

氷の世界、火の世界とか、SFなら宇宙、惑星とか、中世なら村とか城とか。

さらに掘り下げるのであれば、過程の下に過程をぶら下げる事でイベントは増えていきます。

大過程を目標として、小過程を決めてきます。

オープニング

主人公が巻き込まれた過程を決めます。

世界

今戦争が起きている。

オープニング

1兵士として戦場に送り込まれた俺は、この戦いに勝つ事を決意した

世界

学園で全国大会が行われる。

オープニング

君は○○学園の監督となり優勝に導け。

イベント

過程をイベントとして実装します。

過程も目標であることから、それぞれの過程で目標がきまります。

他にキャラクターを作ろうが何しようが、その目標が達成できればいいわけです。

目標が決まる、仮に他キャラクターを作成した場合、そのキャラクターがやるべきことが決まります。

ここでそのキャラクターの性格が決まります。

用が済んだ時にいる場所を決めておきます。

キャラクターの再利用をするなら過程単位でやってください。

それ以外は下手に出さないほうが無難です。

  • 「俺も一緒に助けたいんだ、手伝わせてくれ」
  • 「気が乗らないけど、○○をもらったししょうがないなぁ。手伝うよ」

とか。

この時点で台詞は目標、過程を行うためのものを用意します。

台詞

目標、世界、オープニングからある程度、それぞれのキャラクターの貫通目的を把握していけば台詞も決められると思います。