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2010-04-10

「アイデア・ブック スウェーデン式」のまとめ 11:09 「アイデア・ブック スウェーデン式」のまとめ - ゲームプログラムめも日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「アイデア・ブック スウェーデン式」のまとめ - ゲームプログラムめも日記 「アイデア・ブック スウェーデン式」のまとめ - ゲームプログラムめも日記 のブックマークコメント

アイデアのヒントとなるエッセイがたくさん詰まった、

スウェーデン式 アイデア・ブック」の個人的なまとめです。


1.針を探す(答えは、ほかにもある)

かの天才科学者、アルバート・アインシュタインはあるとき、 
「博士と、私たちのようなその他大勢との違いは何ですか」という 
質問を受け、こう答えました。 

「たとえば、干し草の山から針を探さなくてはならないとします。 
あなた方はたぶん、針が1本見つかるまで探すでしょう。私は 
針が全部、見つかるまで探し続けると思います」 
  • 「答えは1つしかない」という先入観を捨てる
  • それにより、複数の正しい答えを探すことで、もっとよいアイデアが見つかるかもしれない

2.はてなタクシー(基本的な条件を取り除く)

新しいアイデアを考える方法として効果的なのは、ある活動に 
要求される基本的な条件を書き出し、そのうち1つを取り除いて 
みることです。 
  • 前提条件の1つを取り除くことにより、今までになかった柔軟な発想をすることができる
  • 例えば、
    • RPGからバトルをなくしてみる
    • STGからショットをなくしてみる

5.エジソンのアイデア・ノルマ(人一倍多く考える)

優れたアイデアは自然に発生するものではありません。 
それゆえ、エジソンは自分にも部下にも「アイデア・ノルマ」を課しました。 
エジソン自身のノルマは、 
「10日ごとに小さな発明品を1つ、半年ごとに大きな発明品を1つ」 
だったそうです。 
  • 量が質を生む
  • パッと思いついた答えに飛びつかず、他にも答えがないかどうか模索する

6.組み合わせの妙(アイデアを合体させる)

1つのアイデアは、定義上は単数ですが、複数の古いアイデア 
が合成してできたものでもあります。
既存のアイデアの合成ではないものは、ほとんどありません。 
いや、存在しないのではないでしょうか。 
すでに確立している2つのアイデアをドッキングさせると、 
まったく新しいアイデアができ上がります。 

11.バグを探す(イライラのもとを見つける)

イライラする人が多ければ、そこに新しい製品やサービスの市場があります。 
留守番電話が普及すると、もはや留守番電話のない生活は考えられなくなりました。 
番号表示も同様です。 
携帯電話を持つようになると、固定電話だけで暮らしてきたことが不思議に思えました。 
さらに携帯メールは、声に出さなくても用件が伝わる便利さをもたらしました。 
  • 不満の解消はよいアイデア

13.混ざらないものを混ぜる(意外な関連を見つける)

レオナルド・ダ・ヴィンチは、混ざらないものを混ぜてみた、とノートに記しています。 
芸術とは、まったく意外な場所で何らかの模様を見出せる能力があるかどうかが問われるものです。 
関連はいたるところにあります。 
問題は、そうしたことに敏感になれるかどうかです。 
  • 混ぜるな危険
  • ジャンルを強引に混ぜてみる
    • タワーディフェンス+STG
    • 麻雀+STG
  • ランダムに混ぜても実は面白くない
    • 自分が興味があるもの・世間に注目されているもの、を混ぜること
  • とりあえず混ぜてみると、創造力で関連性を見つけ出し、案外結び付けられてしまうもの

14.失敗するほどいい(勇気と大胆さが必要)

新しいことを考え付くには、新しいものを大胆に試してみなければなりません。 
何かで成功しようとするなら、思い切って失敗する必要があります。 
エジソンは納得のいく白熱球ができるまで9000回の実験を重ね、 
蓄電池の発明では5万回の実験を繰り返しました。 
しかし、それらを失敗とは見なさず、うまくいかない方法がわかった、というように考えました。 
エジソンにとって、失敗は発明を進展させるための段階であり、 
完成に近づくためのステップだったのです。 
  • 面倒でもたくさんのアイデアを考える。試す
  • 本物のアイデアを得るためには、悪いアイデアもたくさん必要
  • 身体を鍛えるように、繰り返し行った結果がものを言う

17.「もし……」と考える(想像力をもっと豊かに)

私たちは普段、空想することはそれほどありません。 
もっと「もし……なら、いったいどうなるだろう」と考えるようにすれば、 
アイデアが浮かんできて、新しい視点で世界が見えるようになるかもしれません。 
企業であれば、新しいアイデアに対して柔軟な組織に買われるかもしれません。 
「もし……」と想像するのは、簡単でためになる面白い遊びです。 
  • もし、RPGでを倒しても、お金・経験値が手に入らなくなったら?
  • もし、RPGの計算式をプレイヤーが操作できたら?

18.アイデアメーション(最初に考え付くことは、みな同じ)

「アイデアメーション」とは、著者の造語です。 
「アイデア」と「インフォメーション」を組み合わせたもので、 
「だれもが最初に考え付くアイデア」という意味を込めました。 

問題が何であれ、初めに思いつく3~5個の考えは、 
ほかのだれもが考え付くものであり、アイデアではないのです。 
アイデアメーションには、アイデアとしての価値はありません。 

問題は、多くの人がアイデアメーションにすぎないものを 
素晴らしいアイデアだと勘違いすることです。 
たしかに、両者の違いは一見、わかりにくいものです。 
そうした事態を避けるには、とにかくアイデアをたくさん考えることに尽きるようです。 
  • とにかくたくさんのアイデアを考える
  • 誰もが思いつくようなアイデアの価値は低い

22.創造性の4B(頭が冴える場所)

創造性の4Bとは、バー(Bar)、バスルーム(Bathrooms)、バス(Busses)、ベッド(Beds)のことです。 
4Bは、多くの人が普段よりひらめきやすい場所なのです。 
  • じっくり考えられる場所を見つけよう
  • その場所で考えられる時間を増やそう

23.発想のもと(異分野から刺激を受ける)

作家のアンドレ・ジイドは、毎月少なくとも1冊は、興味のない分野の本を読むようにしていたそうです。 
新しいアイデアを考えるには、新しい風が必要です。 

著者の場合、週に一度は書店や雑誌専門店に足を運んで、 
読んだことのない雑誌を少なくとも1誌は買うようにしています。 
  • 異分野の情報は、すぐには役に立たないが、意外な場面で役に立つことがある
    • 学習心理学 → レベルデザイン
    • デザイン学 → 使いやすいメニュー画面

24.それ、捨てるんですか?(残り物の価値)

アメリカのある古い広告関係の本に、クラッシュ・パイナップルが商品として「発明」されたのは、 
スライス・パイナップルのずっとあとだったと書いてありました。 
パイナップルの薄切りがスライス・パイナップルとして売り出された当初、 
形の揃っていないものや大きさが違うものは全部捨てられていました。 
しばらく経ってから、だれかが処分するパイナップル片を細かく砕いて、「クラッシュ済み」 
として売ることを思いつきました。 
残り物からヒット商品が誕生したのです。 
  • 今までメインと思われていた要素をあえて外し、サブと思われていた要素をピックアップすることで、新しいアイデアが生まれるかもしれない